防災士インタビュー

新井道子さん

お仕事の内容をお聞かせください

山口県のエフエム山口勤務していて、ラジオパーソナリティー(月~木 13:00-16:55)や番組制作などを主な業務としています。

なぜ防災士の資格を取得しようと思われましたか

「災害発生時、ラジオが情報源になった」という話を聞き、ラジオに携わる者として身の引き締まる思いでおりました。気象情報、災害情報、避難情報、ライフライン情報…その時々に伝えるべき事は何なのか?何をどう伝えるのか?少しでもお役に立つことのできる放送人でありたい。そのためにはもっともっと知識や経験が必要だと感じる毎日です。防災士の資格を得ることで、自らの防災意識を高め、知識を増やし、災害時に的確な放送をお届け出来ればと思い研修に参加しました。

現在、実際に取り組まれていることがありましたらご紹介ください

FM山口では、防災ハンドブックを10月に発行します。それに先駆け、私の担当番組『DaytimeStreet』では「ラジオ版防災ハンドブック」(毎日放送3ヶ月限定)のコーナーを設け、防災専門家に防災に関するアドバイスを放送しています。

今後の課題、抱負をお聞かせください

災害が発生した時、的確な報道をすることはもちろんですが、平常時に“いざというときはこうしよう”という内容を届ける積み重ねこそが、かけがえのない命を守る事につながるのかもしれないと思います。日ごろの放送のなかで“防災”を意識してお話しいていかねばと思っています。
私は、これまで二次的な情報を伝える立場での仕事が殆どで、災害現場に出向いて直接被災された方の声や状況を届ける仕事はあまりして来ませんでした。
今後、もしそのような状況に直面したら、現場でも役立てるよう更に研鑽したいと思います。

今後の抱負をお聞かせください

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