防災士インタビュー

須田真之さん

お仕事の内容をお聞かせください

福島綜合警備保障株式会社という、福島県にある警備会社で人事を担当しています。

ご自身で被災された経験がございましたら、お聞かせください

先の東日本大震災では、幸い自宅は被害を免れ、インフラの被害も非常に軽微でしたが、震災直後に流通が麻痺したことにより、当時生後6カ月だった長女の、粉ミルクの入手が大変でした。

なぜ防災士の資格を取得しようと思われましたか

会社で防災士資格取得の募集があったのでそれに参加したことが、今回防災士資格取得のきっかけです。それまでは、防災士というものすら知りませんでした。その動機については、先の震災では、自分のことだけで精一杯だったことと「被災地で自分は何ができるか」と二の足を踏んでしまい、結局自分より大変な思いをしている被災者には何もできなかったという反省がありました。

現在、実際に取り組まれていることがありましたらご紹介ください

災害関係ではありませんが、県内の山岳愛好家を対象にした遭難対策および山岳救助訓練に参加しています。組織化した山岳救助隊とするには、まだまだ時間がかかりますが、今年は実際に要救助者役の人を搬送(今までは安全性の観点からおもりを使用。)するというかなり実践的な救助訓練をするまでになりました。

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