防災士インタビュー

尾身博司さん

お仕事についてお聞かせください

主に建築工事の現場責任者として働いています。一連の住宅工事や公共建設工事など幅広く仕事を しています。当社は地元の国道主要幹線道路の保全工事も多く行っており、自然災害による被害を 受けた道路復旧を行う重要な役割を担っている会社です。

なぜ防災士の資格を取得しようと思われましたか

私の父([編集注]尾身誠司氏。当コーナーにも登場されています)が「NPOセーフティネットぼうさい」という団体の代表を務めています。私たち が住んでいる地域を中心に防災の知識や応急手当てなどの技術を多くの方に知ってもらい たく活動をしている団体です。私も会員となり、現在30名程の会員と共に活動を本格的に 取り組む気持ちになりました。そこで、少しでも防災の知識を習得したいと思い「防災士」 の資格を取得しようと思いました。

実際に取り組んでいることをご紹介ください

NPOセーフティネットぼうさいの会員として、十日町市自主防災組織支援業務委託を 受け防災派遣員として地域、住民の訓練指導に取り組んでいます。
訓練概要として、

①防災計画、防災マップ作成支援、
②消火訓練支援、
③救命・救助訓練支援、
④防災講話支援
に取り組んでいます。

今後の課題、抱負をお聞かせください

防災の事に携わりまだまだ勉強しなければいけないと思っています。若い方にも会員になってもらい活気ある活動を行っていければいいなと思ってこれからも頑張ります。

[写真注]
※1:市より防災指導業務を受託しての活動。 風呂敷を使った三角巾の作り方の指導の様子、後姿が私です。
※2:当時、家具の転倒防止金具を取り付けていた為、家具類は転倒しませんでした。
食器棚の中で器が散乱していますが、扉も引き戸で外に飛び出すことはありませんでした。
テレビが1m位飛び落ち、奥のほうでは、タンスの上に置いてあったアルバム類が 落ちて散乱しています。
我が家では地震の前年に父が耐震診断を行い、大掛かりな耐震リフォームをしていました。そのお陰でほとんど被害もなく現在に至っています。

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