防災士インタビュー

足立朋彦さん

お仕事の内容をお聞かせください

パソコンスクールの運営と講師をしています。また、文京区の本郷消防団に所属しています。8年目で班長ですが、応急手当普及員の資格を4年前に取り、管内の救命救急講習会の補助などもしております。

なぜ防災士の資格を取得しようと思われましたか

消防団主催で今年2月に、日本テレビに出演されている気象予報士の木原実さんの研修会・講義がありまして、そこで防災士の存在を知り興味を持ちました。また漠然と持っている知識等を一から再確認し、資格という形にしてみたいと思いました。

現在、実際に取り組まれていることがありましたらご紹介ください

住まいのある埼玉県蕨市では町会・自主防災会の防災部長をしていまして、昨年より毎年2回6月と12月に避難訓練と防災訓練を実施し、今年8月には、町会の役員さんや班長さんに出席してもらい、初めてD.I.G.を開催しました。6月と12月は、蕨市のさわやか環境の日として町会の中心にある公園周辺を清掃するという行事ですが、このための集合を避難訓練としています。
この日は班別に集合し、班長→ブロック長→防災部長と人数報告をしてもらいます。その後続いて防災訓練は、消防署の方にお願いし、初期消火訓練や、応急手当、AED操作、消防機器展示などを行っています。また、炊き出し訓練としてアルファ米にカレーを作って、集まった方々に食べてもらってます。
8月は蕨市の総合防災演習の日なのですが、今年自分の町会は重点地区ではなかったし、6月に蕨市主催のD.I.G.講習会があり、そこで講師の方より受講した皆さんが地元に帰ってD.I.G.を開催してほしい旨の話もありましたので、計画してみました。当日は、役員さん班長さん合計20名の方が集まり、3グループに分かれて実施しました。進行として反省点も多々ありましたが、勉強になったなどの評価をいただきましたので、これからも定期的に開催しようと思います。

          

今後の課題、抱負をお聞かせください

町会においては、D.I.G.や避難所H.U.G.、クロスロードカードゲームなどをこれからも続けて意識や関心を持続していきたいです。また防災に関心を持ってくれる若い後継者を、育てていきたいとも考えています。さらに防災士としての活動と消防団としての活動を、相互に活かせるようにしたいと思っています。

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