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九州北部豪雨災害 被災地レポート/撮影:防災士研修センター 甘中繁雄

 7月5日から 6日にかけて、対馬海峡付近に停滞した梅雨前線に向かって暖かく非常に湿 った空気が流れ込んだ。その影響により、線状降水帯が形成・維持され、同じ場所に猛烈な雨 が継続して降った。
 九州北部地方では、7月5日から6日までの総降水量が多いところで 500 ミリを超え、7月の月降水量平年値を超える大雨となったところがあった。また、福岡県朝倉市や大分県 日田市等で 24 時間降水量の値が観測史上1位の値を更新するなど、これまでの観測記録を 更新する大雨となった。
 被災地には大量の流木が見られ、河川に流れ込んだ総量はおよそ20万トン、36万立方メートルにのぼると推定されている。土砂崩れでなぎ倒された杉などの木が川を流れ下り、川の流れをせき止めて氾濫させた。住宅地に押し寄せた流木によって、水流だけの場合よりも破壊力が増し、家屋に大きな被害をもたらした。
 今回の豪雨で亡くなった人は、大分県の3人とあわせて、35人となった。また、今も6人の行方がわかっていない。

近年、日本各地で時間雨量100ミリを超えるような豪雨が発生し、河川氾濫や土砂災害が多発している。九州北部豪雨災害発生から約2週間後、朝倉市杷木地域の被災現場と避難所生活の状況視察報告いたします。

犠牲者のご冥福と被災者の一日も早い生活再建をお祈り申し上げます。

朝倉市杷木星丸地域の被害

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大量の土砂で川と道路の判別が出来ない

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基礎が流され倒壊寸前の家屋

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大量の土石流で1階が大破

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車両通行のため道路整備

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大量の流木が被害を大きくした

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流木と横転した車

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大量の土砂

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高架は大分自動車道

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自衛隊による復旧作業

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ビニールハウスにも大量の土砂が

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土砂で埋まった水田

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乾燥すると大量の埃が舞う

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朝倉市指定避難場所・サンライズ杷木

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大ホールには避難者54世帯、108名(7/23現在)

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飲み物サービスと衛生に関する注意書き

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Wi-Fiと充電装置の提供

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エアコン設備あり、扇風機も数機配置

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ダンボールで仕切った「福祉避難スペース」

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避難所となった「杷木中学校体育館」

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大型冷房室外機

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太いパイプで冷気を室内に送風

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自衛隊による「風呂」の設置

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仮設トイレ

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給水車

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避難所内の情報掲示板

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雑誌、書籍の貸し出し

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体育館の小部屋が洗濯物干し場に

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ゴミの分別は重要

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温泉入浴券の配布

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