防災士インタビュー

増田貴之さん

お仕事の内容をお聞かせください

 国際厚生事業団の受入支援部で、経済連携協定に基づき来日中の、インドネシア・フィリピン人の看護師・介護福祉士候補者の生活支援を担当しています。一方実践女子短大では、防災、防犯、ストーカー、ハラスメント対策など、若い女性向けのリスク管理を指導しています。

ご自身で被災された経験がございましたら、お聞かせください

 2006年からの約3年間、日本赤十字社の嘱託でインド洋大津波の復興支援を目的にインドネシア・スマトラ島に駐在しましたが、その間M7~8クラス4回を含む余震を多数経験しました

なぜ防災士の資格を取得しようと思われましたか

 首都圏直下型地震のリスクが高まっているとの分析もある現在、より実践的な防災知識を短大生の皆さんに提供したいと思ったためです。また防災意識、特に自助の観念があまりない在留外国人の皆さんにも日本式の防災知識を広めたいとも思いました。

防災士の資格を取得して得たことを、どのように役立てようとされていますか

 短大では今までの地震対策に併せ、その他の自然災害対策についても教授する予定です。また語学力を生かし、今後は外資系企業や大学の留学生にも、英語で防災に関する講座を提供していきたいと思います。

現在、実際に取り組まれていることがありましたらご紹介ください

 短大での防災に関する授業は今年で3年目です。また外国人看護師・介護福祉士候補者に面接する際も自宅での地震対策をアドバイスしたり、2012年3月には地元の目黒区国際交流協会(MIFA)で、日本人ボランティアさんを対象に『外国人に伝えたい日本の防災知識』と題した講演を行いました。

今後の課題、抱負をお聞かせください

 『地面は揺れても人の心は揺れない』これは私のモットーで、これこそが日本の素晴らしさだと思います。思い返せば私たちのご先祖様は何万、何億回自然災害に襲われても、一度もあきらめる事はありませんでした。だからこそ私たちはこの世に生を受ける事が出来たのです。私たちは全員、ご先祖様の不屈のDNAを受け継いでいます。この国民性に防災士としての正確で専門的な知識を併せれば、必ずや安全で心穏やかに暮らせる社会が築けると確信します!そのために、これから一人でも多くの方に防災知識を広めて行きたいと決意を新たにしております。

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